読んだ本
秋ですね。
まずはこちら
本屋さんで呼ばれたので読んでみました
とにかくラストが強烈で思った以上に引き込まれました。
栗城さんは失礼ながら存命されているころからあまり興味が(接点が?)なく、
亡くなられた時も亡くなられたのね位な感じで。
私は夢や希望を語る人に異常なまでの興味があるので本屋で呼ばれた時もそれレーダーが働いたんだと思われます。
ネタバレになりますが、終盤の占い師が栗城さんのことを語ったくだり、
私なりの見解で、
周囲の人を巻き込まずには生きられない(迷惑と取る人もいる)、
でもなぜか憎めない、
同性にも異性にもモテる、
ものすごいことを成し遂げてしまう人。
そして、なぜ山だったのか(それほど山に執着があったように思えない)、厳格だった父、早くに亡くなった母、あまりにも差がありすぎる友人知人ビジネスパートナー達の栗城さんへの思い。
きっと本人ですら理解できない事も多かった、(生き辛かった?)のではないかと栗城さんに思いを馳せたのであります。
もう1冊
2017年の本。
昨今の時事に関連してこの本のことを思い出して再読(内容はすっかり失念してました)
宗教や神様や人間を強烈に求める人たちの話
宗教家の説法を通して語られる宇宙やこの世界の仕組みがフィクションなのかノンフィクションなのか。
中盤以降の話自体は荒唐無稽な感じはしますが、そこを見せるというよりは、教祖様たちの強烈な人生(キャラが立ちすぎている)を読む本だと思いました。
しかし長かったな笑
中村文則さんの本はまた読もうと思います。