アウトプットな毎日

インプットからアウトプットへ。忘備録として。そして文章が書きたくて。

第5回生演奏付松山無声映画上映会

これに行ってきました。

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f:id:qqh72ayg:20221030132317j:imageルナティックの外にある看板が好き

セロテープで幾重にも重ね張りされてるところとか日が経つにつれ雨風で紙がだんだん朽ちていく感じとか

 

この映画祭は5回目

5回目にして初めての参加!

私は10月29日土曜日のプログラムBに参加しました。

 

1作目

「毒流」

1916年のアメリカ映画で女性監督の初作品らしい

演奏は坂田明さん(AltoSax,Clarinet)とPhewさん(電子楽器)

サックスやクラリネットはこれまで聴く機会もたくさんあったけど、ヒューさんの電子ピアノ?(暗くて見えなかった)は生は初めてで、どこからともなく響いてくる感じが心地よかった。

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坂田さんほぼかぶりつきでした

 

映画は本当にざっくりいうと、家が貧しい一家の日常で、ほぼ働かない父親の代わりに家計を助けている長女の靴がぼろぼろで、靴買いたいよ!って話でした。

 

休憩中はコーヒーの香りに誘われてロビーへ

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Salutさんのコーヒーと焼き菓子

写真うまく撮れてないけど本当に美味しかった!

 

すごい行列だったので合間に撮ったポスター達

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「犬王」

ルナティックだけ上映されてなかった

大友さんが音楽ってことで大プッシュされてた笑

 

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千夜一夜

田中裕子様♡大好き

 

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「気狂いいピエロ」

追悼ゴダールでしょうか。

このポスター初見

大好きルナティック

 

そして、

2作目

キートンの大列車追跡」

1926年のバスターキートンの監督作

演奏は大友良英さん、山本精一さん(ギター)、U-zhaanさん(タブラ)

豪華!!

 

山本さんの機材トラブルで、必死で調整される山本さんとスタッフさんを横目に、場をつないで、ゆるーく大友さんとユザーンさんの即席おしゃべりタイムが始まり、思いがけずいろんなお話が聞けて超超ラッキー!

大友さん曰く1作目の「毒流」について

「暗かったね、、子供さんトラウマになったんじゃない?」

出演者のどなかたかが、「父親は意外と読書家」と言っていた そこ?!笑!

「最後はハッピーエンドだなんてウィキはでたらめ」等、

あーそんな見方でいいんだとおもろすぎました。

 

そして、ユザーンさんは会場入りの前、

ライオン(地元で有名なカレー屋)でカレー食べて、

ことり(地元で有名なうどん屋)でうどん食べたからお腹いっぱい。

ことりでうどん食べてた時、隣の人にうどん食べてるところ写真撮っていいか聞かれたが断った。カレーのパブリックイメージを損ねると思ったわけではなく、なんかうどん食べてるところ取られるの嫌じゃない?ってテレビで見たまんまのローでクールでピースフルな人でした!

 

機材も治って2作目。

キートンは名前は知ってて作品は初見。

益田喜頓さんはじめ喜劇人に影響を与えた人。すごい男前でびっくり!

列車が走るシーンが多くあつらえたかのような演奏、

いわゆるベタなお笑いどころでは会場も笑いでいっぱいでした。

 

映画だからしょうがないとは思いますが

豪華な演奏者の皆さんの手元や表情が見えるともっと楽しめたと思いました。

大友さんの客席いじりも堪能できたし。大満足。

 

また来年!