第38回ワイズ句会
今回の句会、季節は晩夏・初秋
花火、百合の花、天の川・銀河から詠むのもありでした。
私の3句。
読経止み蝉時雨止み祈り充つ
寸前の憂さ打ち上げる花火かな
ゴウと風せせらぎ涼し山の宿
俳句を始めた時、句会そのものに惹かれました。
それぞれが句を持ち寄って、だれの句かわからない状態で点数を付ける。
趣味でやってる音楽は点数がつかない。
オーディションとかコンテストに出るようなあれはないので。
句会に参加して、始めの数回はほぼ0点でとひどく落ち込んだものです。
句会参加のメンバーのレベルや好き嫌いで点数は変わるし、得点を取るためにやっているのではないと理解はしているつもりですが、
やっぱり高得点いただけると嬉しいですー。
今回は忌日の俳句について。
亡くなった人を偲んで作る句です。
命日が季語の様になっています。
超有名な方は、
桜桃忌 芥川龍之介 6月19日
など、命日までもメジャーなため 季節がわかるのですが、
そうでもない方の場合、季節感を出すために季語を入れた方がいいようですね。
忌日の句のいい所は、
選句をする時知らない人の場合、どんな人だったのか一から調べますよね、
そして、へーとかほーとか思う訳ですよ。
これまで知らなかった誰かの人生を俳句を通して知っていくわけですよ。
なんと素晴らしい!
不肖わたくしも一句だけ作ったことがあります。
「夜を深めるビブラートサラヴォーンの忌」
季節感とは程遠いサラヴォーンですが、季語なしでやってしまってます。
めっちゃ字余りやし。
次はエラかなと思いつつ、エラフィッツジェラルドで9文字だからおとなしくあきらめるかな。。
先週の日曜日は「俳句甲子園」でした。
きっちり8時30分から見始めて終わったら17時前!
切りのいいところでお出かけしようと思っていたのに面白くて最後まで見てしまいました。
俳句ももちろんですが、生徒さんのキャラに目が行ってしまう私。
ご時世ですので言及は控えます。笑
数年前まだ俳句をやってなかったころ、
大街道の映画館の前でディベートを見かけたな。
あの時は「カメラを止めるな」を見るため
ワクワクだったので素通りしてました。