アウトプットな毎日

インプットからアウトプットへ。忘備録として。そして文章が書きたくて。

第42回ワイズ句会

年の瀬ですね。

今回の句会は兼題に「クリスマス」「初晴」

すっかり年の瀬です。

 

私の3句

 
1句目の号泣が選評が分かれました。
私に何があったのかと心配くれる方と、
号泣は強いのでは、という方。
これは私の父が亡くなった時、
火葬場で粛々と作業が進んでいたのに
あの点火スイッチを押す音が聞こえた途端
私と姉が号泣したということを何かの拍子に思いだし、
「号泣のスイッチ」って使えんかなと思って作った句でした。
これでは伝わらないのは当然ですね.
 
2句目は鳳凰堂の美術展に行って阿弥陀如来様に惚れた時の句。
これを冬座敷ってやったもんだから、
おばあちゃんが座敷で微笑んでるという風に推察してくれる方もいて
なるほどですね。深読みしていただいて嬉しかったです。
 
3句目は自分では初の「君」句だったのですが、
あるあるということで点は入りませんでした。
 
今回感じたのは自分の選句をする時の自分の甘さ、読みの浅さでした。
例えば、
「叔母のティアラ」→愛子さまのこと。
「冬銀河に鈴の音」→サンタさんのこと。
これらが私には読み取れなかった。
想像力が乏しいのと、
30ほどある句を選評するとき
すぐ好き嫌いで選んで、
最初にそこからもれた句は深読みしていないというのも原因かな。
 
 
今回は句会の3日前に、新装開店した三越に吟行してきました。
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新しく、フロアぶち抜きのエイジングエリアができていました。
自分には関係ないと思いつつ
素通りできないあたり、まだまだ捨ててないのねと自分で自分をほめたいですね。
店員さんが男性が多かったです。
時代かしら…

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大好きな伊丹十三監督の伊丹十三記念館
大好きな我が故郷愛南町のパンフ
 
もはや吟行ではなくただの買い物客。
人が多くて暑かったので、
冬暖かと人いきれでひねろうとしましたが、人いきれは夏の季語なのでした…
 
吟行に行くと何かしら勉強になりますね。
 
次は子規記念博物館に行きたい!