アウトプットな毎日

インプットからアウトプットへ。忘備録として。そして文章が書きたくて。

平等院鳳凰堂と浄土院 その美と信仰

美術展

平等院鳳凰堂と浄土院 その美と信仰」

に行ってきました。

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疫病(天然痘)の流行や地震の頻発、相次ぐ合戦で世に不安と混乱が広がった平安後期。

末法元年とされた1052年、京都・宇治に平等院は創建されました。

貴族の別荘が立ち並んでいた宇治川沿いの邸を藤原道長が譲り受け、

息子の藤原頼通が寺院に改めたのが始まりです。

人々の目の前に極楽浄土を再現すべく、伽藍は夢のように美しく造営され、

鳳凰堂には本尊の阿弥陀如来像が安置され、堂内は極楽浄土図と来迎図が描かれました。

本展では、平安の国風文化と浄土信仰を守り、現在に引き継ぎ伝えてきた平等院塔頭の信仰、

文化、美術、歴史を紹介します。

近年の調査によって新たに発見された寺外初公開の数々の寺宝から、

平等院の歴史を未来へと伝えるために各時代につくられた模造にいたるまで、

いにしえから現代の文化と美が融合する平等院の魅力を伝えます。

愛媛県美術館HPより引用

 

 

鳳凰堂のある京都は10年ほど前、音楽イベントで一度行ったっきり。

いろんなお寺を回ったけどほぼ失念。。

お豆腐がおいしかった思い出しかありません。

親戚もいるし、生「蓮の花」を見たいのでまた行きたいです。

 

平等院鳳凰堂についてはほぼ知識がないので、

初「音声ガイド」を購入してみました。

番号がついているのでどこから見たらいいか迷わないし、

立ち止まっていても「この人音声ガイド聞いてるからな」と周りの人に若干考慮してもらえそうだし、

声優さんの声も素晴らしかったし(時々くすっとなったりして)、

もちろん解説を聞くことができ、

一石三鳥くらいだと思います!

 

 

飢饉による世情不安を安定させるために 

かの藤原道長、息子の藤原頼道が作った平等院鳳凰堂

きらびやかな屏風、

古人の息遣いが感じられる書物、

この企画展の目玉でもある鳳凰像や雲中供養菩薩像、

愛媛にゆかりのある、画家・山口晃氏の襖絵。

全て素晴らしかったのですが、

私が一番惹きつけられたのはこの方。

阿弥陀如来様!

展示されていたのはミニチュアなのででちょうど立って目が合うくらい。

座っておられましたわ。

当然のことながら写真が撮れないから脳内記憶するしかないんだな。

顔の優しさやたたずまい、放たれるオーラ。

女性なのかな?優しいイメージ。

鳳凰堂の実物はデカくてコワいんだけどね。笑)

ずっと見ていたい、ずっと見ていられる感じでした。

 

館内のショップでいろいろ見てたら、戌年の守り本尊が阿弥陀如来様!嬉!

思わず館内のショップでグッズを買いそうになりました。

買っても良かったんだけどあーゆー時は興奮してるから一度考えるタイプ。

 

寒くなってきましたが、良く晴れた休日に美術館なんて最高!

おニューのぬくぬく上着を着て体も心もあったかでした。

メンドクサイと思う方は前売りを買うのがおすすめ。

絶対行くようになる~!